クラシック音楽は大きく分けてバロック・古典・ロマン・近現代の4つに分けられます。
今日はこの四期を、さらに良く弾くためのセミナーを受けてきました。
ピアニストとしても有名な先生の講座で有意義でした。
今回はロマンと近現代を取り上げました。
特に興味深かったのは、ロマンの代表と言っても過言ではないショパンのお話でした。
別れの曲やこいぬのワルツで有名なショパンは
ポーランドで生まれ、主にパリで活躍しました。
セミナーの先生はヨーロッパ各国の先生に師事されたそうですが
ショパンは国によってかなり解釈が違ったそうです。
イタリアの先生は、オペラを好む国民性からくるのか
1音をアリアを歌いあげるように弾くよう言われたそうです。
ハンガリーの先生はテンポを揺らすのが好きで
「もっと速く」とよく言われたそうです。
チャルダーシュを好む国民性でしょうか。
各国の国民性を頭に入れてショパンの作品を楽しむのも
おもしろいと感じました。